【ファミマネ⑧】パートナーに仕事を任せるときのコツ

すっかりご無沙汰しちゃってましたが(^^;、ブログ再開します。
今回は、パートナーに仕事を任せるときによくある話です。


こんな話、あるあるではないでしょうか。

妻:「お皿洗いやっておいてもらえるかな?」
夫:「いいよ~」

その後、

妻:「生ごみが取られてないじゃない!?
   乾いた食器も片付けてないの?
   あっ!テフロンのフライパン、固いヤツでこすったの?
   テフロンがはげて使えなくなっちゃうじゃない!?!?」
夫:「・・・・。そんなこと一言も言ってないじゃないか!もうやらないよ!」


家事や育児という仕事には、スキルギャップがあるものです。
また、「どういう状態になれば良いのか?」というゴールイメージにも
ばらつきがあります。

従い、仕事を任せるときには、相手のスキルの状態を把握しながら、
サポートのあり方を考えなければなりません。

会社でも同じですね。新入社員に仕事を教えてやらせてみるのと、
入社8年目の社員に仕事を頼むのでは、頼み方が異なりますよね。


仕事を任せる(権限委譲、エンパワーメント)やり方は、以下5つの
ステップで考えると良いです。


さらに、ここで気をつけるべきことが3つあります。

①目的・目標をしっかり共有する
前回、「目的を意識・共有する」というテーマで書きましたが、
「何のためにやるのか?」という目的と、
「どうなったら達成なのか?」という目標を共有しましょう。

②自由度を決める
 仕事を任せたはいいけど、相手のやり方が気になって
 細かい指示を出してしまいがちです。
 ある程度の自由度をもって、指示・管理することを抑えるように
 しましょう。

③支援と評価を適切に
 相手の能力・意欲を見ながら、適切な支援を行いましょう。
 支援については、必要な情報を提供すると良いでしょう。
 伝え方は、「私はこうしている」という言い方をしてあげると
 相手も受け入れやすくなります。
 評価については、最初は完璧にできなくても、プロセスをみて
 評価(感謝)してあげましょう。

  

夫婦であっても、もともとは他人です。

以前、私はとある師匠から
「自分ができるからといって、みんなできると思っちゃダメだよ」
とアドバイスを受けたことがあります。

温かい目で見守りつつ、互いにエンパワーメントできると
家事・育児の効率もグッと上がるし、自分が思いつかなかった
アイデアが創造され、課題が解決されることもあるかもしれませんよ(^^)

グロービスMBAの学びをファミリーマネジメントに活かす

グロービス経営大学院の卒業生&講師である平野善隆が、仕事・家族・個人の全ての満足を最大化させるための思考法・行動様式を研究・発信していきます

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